大好きな彼女と遠距離恋愛…つらさって？
遠距離恋愛の一番の難しさは、やはりその距離に尽きます。
彼女に会いたいと思ったときに会えない。また、会えないがために、相手が何をしているのかわからない、彼女の言っていることが本当かどうかわからない。そんな不安が、いつしか相手を疑う気持ちに変わり、お互い好きな気持ちを消耗していってしまうようです。
そして、遠距離カップルは一度歯車が狂うと会う機会が少ない分修復も難しいのが特徴です。電話越しに気まずくなり、微妙な雰囲気の相手に時間とお金をかけて会いに行くも、溜まった不満を言い合ってせっかくの時間が過ぎてしまった…という負のスパイラルが起こってしまいます。
こんな流れになる前に、どこかで切り替えねばなりません。小さなすれ違いを大きな溝にしない、遠距離恋愛のポイントをご紹介いたします。
彼女との遠距離を上手く続ける考え方
日常と非日常の両方を楽しむ
個人差はありますが、一般的に、男性と女性では「恋人の在り方」に違いがあるようです。
◆男性
男性は日常の中に彼女がいることに幸せを感じると言います。仕事から帰ると部屋に灯りがついている、持ち帰りの仕事をしている時、彼女がさりげなくお茶を淹れてくれる、朝起きたら朝食が出来ている、など。
◆女性
女性の方は、彼氏との非日常を楽しみにしています。高級レストランやデートスポットが女性の間で話題になるのはそのせいかもしれません。遠距離恋愛の二人が久々に会ったとき、この日常と非日常の両方をお互いが満喫できるようにすると良いと思います。部屋にこもって二人の時間を楽しむのもいいことですが、そればかりが続くと彼女は物足りなさを感じてしまいます。遠距離で会えないからこそ、お互いのしたいことを交互にできるのは理想です。
「今度○○行ってみない？」と普段行かないような場所へ彼女を誘ってみるのもいいかもしれません。
遠距離恋愛の彼女が「寂しいはず」と決めつけない
遠距離恋愛で寂しい思いをしているだろうと電話をしてみたら、彼女が飲み会中で気まずかった、なんてことはありませんか？彼女が仕事に集中していたり盛り上がっていたり、ちっとも寂しそうにしていなかった。それがきっかけで気まずくなり、以後、彼から連絡がきたら寂しそうにしなければならなく、着信があるとなんか苦痛…と思うこともあります。
遠距離恋愛は確かに寂しさもあるものですが、四六時中寂しがっていられません。近くたって遠くたって、相手には相手の生活やリズムがあります。遠距離恋愛で離れているから彼女が寂しいはず、と相手の気持ちを決めつけて接しないよう注意してみてください。
お互いの住環境を知る
遠距離恋愛が始まった、なるべく早いうちに、遠くへ行ってしまった相手の生活圏を色々と見て回るとよいでしょう。彼女の生活環境などがわからないと不安になりますし、逆に知っていることによりそれを共通の話題にすることができます。「職場の同僚と飲みに行く」と聞いただけでは、合コンめいた店なのか同僚と連れ立って行くような居酒屋なのか分かりません。
しかし、「この前見た駅前の店だよ」の会話があるだけで、相手に与える安心感が全く違います。細かいことのようですが、小さな不安や不信感が積み重なり、それが大きな気持ちのズレへとつながっていきます。また、小さな安心が続くことで、今後一緒に生活する上での大きな信頼につながります。
相手を疑う気持ちをセーブする
遠距離恋愛では様々な場面で不安を感じてしまいますが、その不安を疑いの気持ちに変えてしまわないよう注意しましょう。
例えば、決まった日、決まった時間に連絡が取れなくても、その時点で相手に疑いを持たないようにしましょう。次、連絡が取れた時、改めて理由を聞いてみればよいのです。そして、理由を聞かれた方は、相手が納得するようしっかりと理由を話す。聞いた方は、不必要に突っ込んで尋問しない。確かめられないのであれば疑って気を揉むだけ損だし、疑われる方も、痛くもない腹を探られれば気分が悪くなります。
お互いが不安を感じないよう説明し、説明をしてくれているその姿勢を酌んで不必要に追求しない。遠距離恋愛においては、彼も彼女もこの加減がとても重要です。
遠距離恋愛でさらに絆を深めて
いかがでしたか。
遠距離恋愛の対策については、会う時間を増やしたり連絡を習慣づけたり、様々なものが知られていると思いますが、
ここでは、主にお互いの気持ちにウエイトおいてみました。今後も今の彼女とずっと続けていきたいと思うのであれば、距離や、距離から生じる不安に負けてはいけません。離れている分、普段から小さな気遣いや思いやりを大切にしてみてください。つらい遠距離恋愛を乗り越えた後は、きっと誰よりも信頼し合える素敵なお二人になっていると思います。