理想はどちらかに偏らない、対等な関係

そもそも恋愛とは、どちらかに依存した関係ではないはず。お互いが対等の立場で支えあい共有していく。そんな関係を望むのは男女問わず自然なことですよね。お家デートは、外では見られない自然体なパートナーの姿が見られるチャンスです。とはいえ、お招きする側にもお呼ばれする側にも多かれ少なかれ準備が必要ですよね。
いつもどちらかの家だけでは、どうしても負担が偏ってしまいます。また「いつも私が招いてばかり」「たまには彼の家を見せて欲しいのに案内してくれないなんて、もしかして本気じゃないのかも!?」と余計な考えをされてしまうかも。
どちらの家にしてもメリット・デメリットは少なからずあるお家デート。まずは彼女が自分の家がいい場合&自分の家は嫌な場合の理由を見てみましょう。
自分の家がいい理由①おもてなしができる

料理が好きな女性は、使い勝手が分かる自宅の方がスムーズに調理できます。食器やカトラリーの場所だって当然知ってますし、調味料の種類が足りず、思うような味に仕上げられないなんてこともありません。
ほかにも、おもてなしのアイディアをあれこれ考えられるのもメリットです。玄関に爽やかなアロマを漂わせてみたり、ささっとハンガーやスリッパを出して寛げるようにしたり。細かい気遣いができる女性は、自宅に彼氏を招くほうがいいと考えるでしょう。
自分の家がいい理由②帰りの時間を気にしなくていい

楽しい家デートの時間はあっという間。気づけば外は真っ暗、なんてことも。お泊りデート以外は、終電の時間や道路の混雑、治安の心配などで帰りの時間を制限されてしまうので勿体無いですよね。その点、自分の家なら帰りの心配は不要なので心行くまで寛ぐことができます。
自分の家がいい理由③家事もついでにできる

特に仕事で忙しい女性に多いのがこのタイプ。彼の家でデートするとなると、自宅の掃除や洗濯、料理の下準備などいつもの家事ができません。しかし自分の家にお招きすれば、彼がテレビを見ている間など、片手間に家事をこなすことが可能です。家事がしっかりできる女性なんだ、ということも自ずとアピールできますしね。
自分の家は避けたい理由

人をお招きする以上、避けて通れないのが掃除。普段は気にしない箇所も、汚れは汚れなのでバレたらマイナスのイメージをもたれるかもしれない。そんな不安から気づけば大掃除になることも…。それなら日頃から掃除しておくべきなんですけど、普段から細かいところまでは手がまわらないのも事実。ほかの理由としては、付き合って日が浅い彼氏の場合、“自分のテリトリーに入ってくることに抵抗がある”と感じる人も決して少なくはありません。
では反対に、彼の家がいい場合、彼の家は嫌な場合の理由を見てみましょう。
彼氏の家がいい理由①彼の新たな一面が見られる

普段外で会うだけでは見えない部分って沢山ありますよね。いつも綺麗なブランドスーツを着てる彼。オフでの姿ってどんなだろう。一人でいる時間はどんなことをして過ごしているんだろう。普段見ている彼とは違った一面が見られる、そんな思いから彼氏の家でデートしたいと思う女性も多いはず。男性にもそんな気持ち、ありますよね?
彼氏の家がいい理由②彼の楽しみを共有できる

さきほどの理由と共通する部分がありますが、普段はなかなか見せない一面を見せてもらうのはやはり嬉しいものです。仲のいい友達との写真を見せてもらったり、彼の趣味を紹介してもらったり。彼の趣味嗜好を共有してもらえることで、ふたりの距離がまたぐっと近くなったような気がします。
彼氏の家がいい理由③ 彼のご飯が美味しい

誰かが自分のために作ってくれるご飯はやはり美味しいものです。毎日食べている自分の味とは違う食卓を楽しみに、彼の家に行きたがる女性もいます。ふたりで一緒に作る料理や、彼がひとりで作ってくれた“THE 男メシ”な料理など、いつもと違う食卓を喜ぶ女性も多いです。
できれば彼の家は避けたい理由

メイク道具や着替えをはじめ、彼氏にご飯を作ってあげようと考えたら食材や調味料の買い出しから、食器類まで用意しなければなりません。気づけば大荷物になっていて、持ち運びが大変なんてことも女性にとっては珍しくありません。また、人の家だとトイレに行くタイミングを掴めず、気が散って楽しめないという女性もいます。
ほかにも彼氏の家へ行く度に、当たり前のように洗濯や掃除など家事をするうちに「私ってもしかして、家政婦?」と感じてしまうことも。そんな過去の体験から彼の自宅でのおうちデートを避けたいと思う女性もいます。
おうちデートで二人の関係をより濃密なものに

おうちデートは相手のことをより理解するための絶好のチャンス!ご紹介したように、どちらの家に行っても一長一短ありますが、限られた人しか踏み込めない自宅で、普段は見られないお互いの知られざる一面を知ることができるのは、とっても特別な機会です。とっておきの時間を共有して、さらにふたりの絆を深めてみませんか♡