彼女と母親の違いをしっかり分けて欲しい・・

付き合っている当初は、グイグイと自分をリードしてくれたり、大きな心で余裕のある対応をしてくれる男性は多いです。「なんて頼りになる人だろ♡」と好きになってしまうのは、ごく自然なことです。
しかし、だんだんと慣れてくると垣間見られる母親ポジションもやってくれと言う態度に女性たちはげんなりしてしまいます。彼女たちに母親役をして欲しいと感じさせる彼氏のウザい瞬間をご紹介致します。女性の本音はこれなんです。ぜひチェックしてみてくださいね。
「私はあなたのお母さんじゃない!」
母親とはその家庭の象徴であり、安心できる“居場所”のようなものです。子どもの頃は勿論、大人になっても【気の抜ける居場所】があるというのは本当にありがたいものですよね。しかし、付き合う彼女にまで母親役を求めてしまうのは、関係をぶち壊すきっかけを作ってしまうことにもなりえます。
今の彼女に無意識のうちに母親代わりの役割を求めてしまってはいませんか?心当たりがある方は、意識的に気をつけて彼女との接し方を考えてくださいね。
彼女に”無意識に”求めがちな母親役割って、具体的には・・?
自分の母親から料理を教えてもらうよう勧める

「うちの母親は料理が上手だから、君も教えてもらうといいよ」彼女のためにもなり、彼女と母親の仲を取り持つためにもいいと思っての言葉かもしれませんが、実はこれNGなんです。あなたが育ってきた味なので「自分の母親の料理が美味しい」と思う気持ちは分かるのですが、裏を返せば彼女を母親よりも下に見ていると感じる女性もいるのです。
女性からしたら「私の料理はダメってこと?」「なんであなたの家のやり方に合わせなければいけないの?」と、かなりカチンとくることになり、喧嘩の原因になることも。彼女に母親の味を再現させようとするのではなく、母の味は母の味、彼女の味は彼女の味としてそれぞれに愛情を注いであげてください。
食事の準備を手伝わずにゴロゴロしている

彼女がキッチンで忙しく動いているのに、あなたはリビングでテレビを見ながらゴロゴロ……そんなこと、ありませんか?「料理を手伝って」とまでは言いませんが、せめてテーブルを拭くとか、食器の準備をするとか、色々とできる事はあると思います。母親がそうだったから、身の回りの世話や面倒なことは全て彼女がやってくれる、と思うのは大間違いです。
確かに、家庭というのは安らぎの場です。それは今まで育ってきた家庭も、これから築く予定の家庭でも変わりありません。しかしあなたはすでに自立した大人の男なのです。おんぶにだっこで家庭に身を任せるのではなく「これからは彼女と二人で新しい家庭を築いていくんだ!」という心構えがあると、自然と行動も変わってくるかもしれませんね。
全てを受け止めてもらおうとする

恋人同士であれば、お互いありのままの姿をさらけ出すことは大切です。しかしだからといって、本当に全て素のまま自分本位に彼女に接してはいないでしょうか?特に今まで我慢を強いられてきたり、母親の愛に飢えている男性は、「彼女は天使のような人で、俺の全てを分かってくれている。彼女の前だけでは、ありのままの俺でいていいんだ!」と考えてしまいがちです。
母親が子どもに注ぐ無償の愛とは違い、恋愛とはどちらかが一方的に尽くすものではありません。あなたはありのままの彼女を受け止めていますか?言いたい放題、やりたい放題のあなたと付き合っていて、彼女もありのままでいられているとお思いでしょうか?彼女は彼女であり、母親は母親です。これまでに得られなかったものを彼女で満たそうとせず、今一度、お付き合いとは何か、を見直してみましょう。
彼女に押し付けずにバランスよく

このままお付き合いが続いていけば、彼女が母親になる時が来るかもしれません。その時がくれば、今度はあなたが父親になりますよね。いつまでも彼女という名の母親に甘えっぱなしでやってもらうことを当たり前と思っていては、彼女も疲れ切ってしまいます。
恋人とは対等のパートナーであることが理想的ですよね。女性として、男性としての区別はあってもいいと思いますが、甘えっぱなしではNG。バランスよくお互いが支え合っていける関係が長続きのコツでもあります。自分は彼女にとっての頼れるパートナーであるという自覚は、あなたをよりいっそういい男に仕立て上げてくれるはずです。