実家で暮らす

日本以外の国では、実家で親と一緒に暮らすことが当たり前の国もあります。日本、そして、今の世の中において、一般的に社会人の男性が実家に暮らすということに、女性はどんなイメージを持つのでしょうか?(実際には社会人の女性が実家に暮らすことにも同じ視線が向けられていると思います)
実家に暮らしていると言われ連想するのは「親と暮らしている」ということでしょう。今回はそのマイナスなイメージとプラスなイメージについて分けて考えてみました。
マイナスなイメージ
家事は全て親まかせ!?

子供の時、親がやってくれた洗濯、掃除、炊事。「俺実家暮らしなんだ」と言われたら、大人になった今も親に全て家事をやってもらってるんじゃ…と思う女性は多いです。共働きの人が多くなっている現代の日本では、男性にも家事力が求められています。
実家に住んではいるが、自分の事は自分でやっているという男性もいると思います。それどころか、親御さんの分もやっているという方もいるでしょう。そういう方は、語弊がないよう「掃除や洗濯は自分でやってるよ」と自立した部分があることを添えましょう。
逆に、もしあなたが親御さんに家事をすべてお任せしているのであれば、少しずつ自分でもやれるようにしていった方があなたのためです。親はいつまでも元気ではありませんから。
親が資金的な援助をしている!?

家賃や光熱費に関してです。これには色々な親子関係がありますから、親と子で同意していれば何の問題もないはずです。ただ、一人暮らしの男性が家賃や光熱費を自分の力でやりくりしているのと比べると、自活力という面で、やはり少し頼りなく感じる女性もいるかもしれません。
家賃や光熱費を親に納めていたり、納めずとも浮いた分を無駄遣いせずに親孝行したり、貯金をしている堅実派の男性もいるとは思いますが、そのあたりはやはり見えない部分ではありますよね。
プラスのイメージ
親孝行なのかな?

私の彼氏がそうなのですが、親と毎週テニスをしています。毎週、親に顔を見せ、親子水入らずで共通の趣味に没頭する。こんなに素敵なことはないと思います。彼と今後、結婚したりすることがあっても、続けて欲しいことの1つですし、子供ができたら、一緒に連れて行ってもらって祖父母と一緒にテニスをさせてもらいたいと思います。
「そんな特別な親孝行は出来ていないよ」と感じる方もいるでしょう。でも、考えてください。実家に住んでいることは、ほぼ毎日、親に自分の顔を見せているということ。それ自体がすでに親孝行です。年に1度も子供の顔を見ることが出来ない親が日本にはたくさんいると思います。
親が金持ちなのかな?

これは上記の金銭的な援助に繋がります。親に一定の余裕がなければ、家賃や光熱費を払わない社会人を家に置いておくことはないと思います。親が金持ち、ということは人によってはプラスのイメージに働く場合もあるようですよね。
日本はまだブランド主義(学歴、職業)があるように感じます。なので、結婚相手をそのような価値観で制限している女性にはメリットとも言えるかもしれません。私は一切、不要ですが(笑)。
人には様々な事情がある

ひとくちに「実家に暮らしている」と言っても、人には様々な事情があります。あなたのご両親は介護が必要な状態かもしれません。両親のうち、父親が他界していて、年老いた母親を一人にしては置けないという人もいるでしょう。それから、シングルファザーとして子供を育ていて実家の両親にお世話になっているという人もいるでしょう。
「実家に暮らしているの?!」「なんで?」という好奇の目を向けられたとしたら、あなたは特にそれには応じる必要はないと思います。実家であなたは他の方には体験できない時間を両親と過ごしているのですから。わかってくれそうな人に出会って、そして話したいと思った時に心の中を話せばいいのです。
さらに言えば、事情なんてなくたって、実家に住みたいというのであれば、住めばいいのです。あなたは自由なのですから。
まとめ

いかがでしたでしょうか?本来は自由ではあるはずの、どこで誰と住むかの問題。一人暮らしをしている人、実家に住んでいる人、本来はいろいろなスタイルがあって良いものだと思います。
もし次、女性から好奇の目を向けられたら、ぜひ堂々としていて欲しいな、と思います。そこにはあなただけの暮らしのスタイルがあるはずですから。