憧れるけれど大変なこともあります

違う母国語、違う文化の中で生きてきたからこそ、相手に惹かれることってありますよね!国際恋愛は男女どちらにとっても憧れのはずです。相手がどこの国出身であっても、障害にぶつかる可能性は大きくなります。筆者も中国人の男性と恋に落ち、たくさんの障害があったため別れざるを得なくなったひとりです。どんな障害があるのか、見ていきましょう。
1. 空気を読んでくれない

日本的な文化の象徴、「空気を読む」というのは実はどこにもありません。アメリカや中国が顕著ですが、はっきりと何でも言ってしまう、または言わないことは思ってないということという文化が根付いています。言わないで何でもやってくれる女性は海外にはいないと言っても過言ではないでしょう。そこでイライラがつのってしまう日本人が多いそうです。
2. 遠距離恋愛になるかもしれない

国際恋愛につきものなのは「距離」の問題。いまはどちらも日本に住んでいても家族や友達が他の国に居れば、たまに帰ったり急に帰らなければならなかったりすることは必須です。将来どこに住むかという問題でもケンカすることになってしまいます。両方にとって母国でない所で出会い、どちらも母国に帰るつもりなら結婚することは現実として考えられませんし、いろいろ悩んでしまう点かもしれません。
3. 家事などをやってくれない

私の同僚でタイ人の奥様がいる方がいらっしゃいます。最初お会いしたとき、その方のシャツはいつもシワクチャなので奥様がいらっしゃらないのかと私は思っていました…。こういった考えは日本特有で「男女差別」として他の国には写ってしまうかもしれませんが、多くの日本人男性は【家事は女性がすること】が普通だと思っているもの。家事をやらない男性は要注意です。
4. 謝らない

「すみません」や「ごめん」を言い過ぎだと言われている日本の文化。まず、他の国の方は「ごめん」という言葉さえも全くと言っていいほど言いません。自分が悪いと思っていてもとりあえず言い返す、というのが常識の国が多いです。これは国際恋愛にとって大きな障害になることが多いのが現状です。「ごめん」と言ってこなくても許す心が必要になってくるようです。
5. 相手の両親の言葉がわからない

もし結婚までしたいとなると、相手の両親のことが気にかかりますよね。相手の言語をお互いに話せるなら問題ないですが、どちらかの言語でお互い話している、というカップルが多いかと思います。国際恋愛において、相手の両親の言うことがわからないということが障害になるケースが多いです。それさえも乗り越えられるカップルになりたいですね!
6. 小さい頃に流行ったものが違う

国、文化が違えば、流行ったものももちろん違います。お笑いのギャグやアニメを説明しようとしても「何それ?」と言われてあしらわれると寂しい気持ちになり、母国の人としゃべりたくなってしまいます。国際恋愛ではこれだけで「分かりあえない」と感じてしまったりするので、障害にならないようあまり寂しくならない程度に共通の話題を探すのが無難です。
7. ケンカしたときに言語が出てこない

もしもお互いに話している言語が英語など日本語ではなかったとき、ケンカしてカッとなったときに言葉が出てこなくてイラ立ちが増してしまうことになるでしょう。また相手が母国語ではなかったとき、カッとなったときに母国語が出てきてしまってこちらが理解できないときもあります。国際恋愛最大の障害ですね。
8. 国単位での問題

世界情勢など普段は気にしたりしませんが、国際恋愛になって出てくるのが小学校などで習っているはずの歴史の相違です。お互いにその国で習っている「歴史的事実」が違ったりしてケンカになると、自分のことではない分、一歩もひけずに険悪なムードになってしまうことがあります。無難に話を合わせたりインターネットで回答を求めれば解決する障害かもしれません。
それでも国際恋愛はいいものです

障害はどんな恋愛にもつきもの。国際恋愛はそれが国単位の問題に見えたりするので大変に思われがちですが、やはりどんな恋愛でも経験すると良いものですよ。語学や文化を学んだりして国際恋愛してみませんか?大変さを経験するほど、良い男になっていくと思います。楽しいところは楽しんで、大変さもふたりで乗り越えてくださいね。