セックスレスのリアルな心情

セックスレスと聞くと夫婦の隠された心情がいろいろと見えてきがちですが、その中でも今回は妻のリアルな心情をご紹介いたします。セックスレスは特にナイーブな問題であって、なかなか周囲には相談できない話題かと思います。そんなリアルな声を一度チェックしてみてください。妻の隠された気持ちが少しでも分かると思います。
浮気を疑ってしまう

「もしかして、他に女がいるのかも」
女性から「シたい」と言うサインを出しても、なんとなくうやむやにされてしまったり気づかない振りをする夫。そんな姿勢を見せられると心には出さなくても、傷ついてしまい自分に自信がなくなるものです。それに加え、もしかしたら他に女がいるんじゃないかと疑いやすくなります。
でもそんなことは間違っても口に出して言えないし、もしそうした雰囲気を察してしまっても認めたくない気持ちも心の中に存在してしまって、妻は落ち込んでしまうのです。
さみしくて、惨めになる

誘っても、のってくれない夫の様子を見ていると、自分に女性としての魅力がなくなってしまったのかと不安になってしまいます。夫の方も「女としての魅力がない」とは口には出さないのですが、察してくれと言わんばかりに態度で表すので余計に傷ついてしまいます。
なかなか女性の方から誘うのは、勇気がいるものです。けれどそれを断られていまうと、二度目に誘っても断られてしまったらどうしようという思いから誘うことが出来なくなってしまうものなのです。その結果、セックスレスとなるのです。その時たまたま仕事で疲れていたという可能性もありますが、普段誘わない妻からの誘いは貴重な瞬間だと思ってもらえると嬉しいです。
夫を男性と見れなくなってしまった

女性は出産をすると育児に追われてしまいます。そうすることによって、男性を「男」として見れなくなってしまうことがあります。育児に翻弄されてくると、セックスをするくらいなら少しでも自分の時間を持ちたい、少しでも寝たいと性行為をするのを億劫になる場合があります。
また、子供が産まれてしまうと夫を家族の一人としてみる傾向が強くなり、男として前のように欲情できなくなってしまいます。セックスという行為をするにはその気にならないと体の準備が整わず、準備が整わないままセックスを続けていると段々行為自体が苦痛になってきてしまい、結果セックスレスになってしまうのです。
魅力がない

日々の生活や仕事に追われている夫をみていると、どうしても結婚以前より魅力が欠けてしまってくるものです。それに加え男性には加齢臭なども出てきてしまって、悲しいですがあまり近づきたくなくなるという女性もいるのが現状です。
日々の仕事などで疲れて帰ってくるのに、そんな見方をされるなんて心外だと思うかもしれませんが、やっぱり付き合っていた時のような魅力は衰えていくものなのです。魅力がなくなってくると、誘われても「この人とシたくない」と思われてしまうこともあるようです。
体がついていかない

セックスとは、思うよりも実際はものすごく体力を使ってしまうものなのです。特に暑い夏場なんかはすごく汗をかいて疲れてしまいます。若いころはまだいいけれど、年々体力がなくなってくると夫のセックスに付き合うことに疲れてくる場合もあります。
体力があり余っている夫とセックスをすると、気持ちいいよりも疲れてしまって早く解放してほしいとつい心の中で思ってしまうのです。普段の生活で疲れてしまっているのに、夜くらい早くぐっすりと寝ていたいと思う心情から夫からの誘いを断ってしまうのです。
そのままでいい

若いころとは違ってお互いが年をとってきたり、片方が若くても年の差カップルなどでどちらかが年をとってきたという夫婦はセックスレスになりやすいですが、そこまでセックスレスだということを気にしていない女性もいます。
その理由は様々でもともとセックスがそこまで好きじゃなかったという理由や、相手に異性としての魅力がなくなってしまったのは事実ではあるけれど、人として好きなので別にセックスがなくても仲良くやっていけ、セックスレスでかまわないという意見もありました。セックスレスと聞くとネガティブにとらえがちですが、夫婦でそれを了承している場合もあるのです。
セックスレスにも様々な思いがある

いかがでしょうか?一口にセックスレスといってもその中にはいろんな心情が隠されています。断られる方や断ってしまう方、現状維持でもいいといった気持ちなど、それは夫婦によって様々です。もしセックスレスが訪れたとき、すでに訪れている男性も、妻の心情を探ってみるとそこに隠された気持ちがあると思いますよ。