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意外とあなたも当てはまる?職場で女性がセクハラと感じる瞬間

今や男性なら誰もが気にしているであろう「セクハラ」の問題。職場でも何気ない言動が女性社員にセクハラだと捉えられないように細心の注意を払っていることでしょう。そこで今回は、職場で女性が「セクハラ」だと感じる瞬間を4つピックアップしてご紹介します!うっかりセクハラ言動をしてしまわないようにここでしっかりチェックしましょう!

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あなたはこんなことやってない!?

世の中では「セクハラ(セクシャルハラスメント)」が問題視されていて、様々な企業で対策が強化されています。社内でセクハラが起こると雰囲気が悪くなり、人間関係が悪化するだけではなく、モチベーション低下によって経営にも大きな影響を与える可能性があります。つまり、セクハラは社会的にも非常に大きな問題であって、「女性が勝手に騒ぎ立てているだけだ!」という風に軽視してはならないんです。「昔は女性にふざけて触れても何てことなかったのに…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、時代は変わりました。今となっては、皆さんが何の悪気もなく行った言動でも女性からは「セクハラ」だと捉えられる可能性があり、酷い場合には「犯罪」だとされる場合も。さらに最悪の場合、セクハラが引き金となって職を失うケースもあるんですよ。

そこで今回は、女性が職場でセクハラだと感じる瞬間を4つピックアップしてご紹介します!職場で平穏に過ごすためにも、ぜひここでセクハラだと捉えられ得る事例をチェックしておいてくださいね。

職場で女性がセクハラと感じる瞬間とは

性的な言動を受けた時

一つ目は、「性的な言動を受けた時」です。これは最もオーソドックスな事例ですので、皆さんもお分かりでしょう。そもそもセクハラとは、一言で簡潔に言うと「性的嫌がらせ」ですよね。ただこの性的嫌がらせの定義は曖昧であり、受けた本人が不快に感じたらセクハラ、そうでなければ一種のスキンシップだと捉えられるのみ。あなたの行為がセクハラに該当するのかお相手次第なので、そこが難しいところだと言えます。ただ、職場で気をつけて頂きたいのが、「本人が嫌がっていなくても周りが嫌な思いをした場合には、訴えられる可能性がある」ということ。これを聞いて、男性の皆さんはゾッとするはずです。

ここで、セクハラだと捉えられやすい言動をいくつかご紹介します。

・お尻や肩を触る
・あからさまに性的な意味を持つ発言をする
・性的な写真などを目のつくところに置く
・デートやお食事に誘う

これらは多い事例であり、多くの女性が「セクハラ」だと感じているので注意しましょう。ボディタッチはもちろん、冗談でも性的な意図を持った発言はしてはなりません。さらにデートやお食事にしつこく誘うのも女性はセクハラだと捉えます。もしもあなたが女性に好意を抱いているとしても、しつこくアプローチするのは控えてくださいね。また、性的な写真を女性の目につくところに置くのもNGです。直接的に見せるのではなくても、目についたらアウトです。「わざと見せている」と思われかねないので、気をつけてくださいね。

直接的なアプローチを受けた時

二つ目は、「直接的なアプローチを受けた時」です。先ほどご紹介したように、デートやお食事に誘ったりもそうなのですが、例えば二人きりになって距離を縮めるような行為は絶対にNGです!多く報告されているのが、彼氏の有無を聞いたり、結婚相手はいないのかと迫ったり、スリーサイズを聞いたり。比較的若い男性はこういった質問がダメだとお分かりかと思いますが、役職を持った年齢層が高い男性は、このような質問に罪悪感を感じにくい傾向が見られるので要注意です。もしも上司からそのような発言をされた場合、女性は我慢して抱え込んでしまい、退職まで追い込まれる可能性もあるんですよ。

また、「最近どう?」と肩を組みながら距離を縮めたり、書類の受け渡しの際にわざと手を触れたり、パソコンを覗き込む際に顔を近づけたりと、こういった行為も「セクハラ」だと認定される可能性があるので控えてください!あなたが「さりげなく」行なっているつもりでも、大半の女性は「嫌だなぁ」と嫌悪感を抱くんです。たとえ親しい同僚が相手だとしても、セクハラまがいの行為はしないのが無難だと言えます。

不快に感じる発言を受けた時

三つ目は、「不快に感じる発言を受けた時」です。性的な発言はもちろんですが、性的なこと以外にも発言もセクハラだと捉えられてしまう言葉があります。女性が不快だと感じる発言をいくつかピックアップしてご紹介します。

・「いい歳をして…」と侮辱する発言

「いい歳をして…」と女性の年齢から侮辱するような言葉です。こちらは「いやらしい」イメージを持つような性的な発言ではありませんが、立派なセクハラです。女性はこう言われて、本当に嫌な思いをします。例えば、「いい歳してそういうのが好きなの?」「いい歳してそんな格好をして…」という風な発言。年齢を気にしている女性にとっては、非常に屈辱的な言葉です。もともとこの言葉は、皮肉としての色が強いですしね。というか、他人から「あなたはそういう年齢なのだから見合った言動をしなさい」と言うのは、その人の価値観によるもの。つまり「考えの押し付け」であって、的外れな意見なんです。

・「女のくせに」「女らしくしろ」等の差別的発言

「女のくせに」「女らしくしろ」といった差別的な発言。これは冗談でついつい言ってしまう方をよく見かけるのですが、そう言われた女性は確実に嫌な思いをしています。そもそも性別を理由としてある表現をするのは性差別に当たるんです。やはり日本では男尊女卑の考えが根付いているので、社会においても女性が低く見られやすいですし、キャリアの差も生まれやすいのが現状。したがってこう言った発言がなかなか減らないのも事実ですが、これらもセクハラだと捉えられる可能性があるので十分に注意しましょう。

いやらしい視線を感じた時

四つ目は、「いやらしい視線を感じた時」です。これも「性的言動」と同じように捉えられるので要注意です!例えば、女性が屈んだ時に胸元やスカートの中に視線を移したり…。これ、案外男性は本能的にやってしまいがちだと思います。さらに皆さんは「バレてないだろう」と思われているかもしれませんが、女性は気付いています。私も女性ですのでよく分かるのですが、何となくではあるものの「見られているな」と思ってしまうんです。実際に私はそういったシーンで男性と目があったことがあり、「やっぱりな」と思った経験が。他にも、女性の全身を舐め回すように見たり、あからさまに胸元を見たりするのは完全にアウトなので気を付けてくださいね。

そこで怖いのが、あなたがそういうつもりで見ていたのではなくても、女性が「ずっと見られていた!」と勘違いしてしまうこと。女性の思い違いでセクハラだと捉えられてしまっては、たまったもんじゃありませんよね。したがって、極力女性の体(胸やお尻、脚など)には視線を向けないように注意すると良いでしょう。

そんなつもりじゃなかった…ではダメ!自身の行動を改めよう

いかがでしたか?今回は、女性がセクハラだと感じる瞬間を4つピックアップしてご紹介しました。今となっては大きな問題となっている「セクハラ」。ちょっとした出来心でやってしまったと言い訳しても、今まで築き上げてきたあなたの信用は一気に失われ、それを再構築できないほどに事態は悪化してしまう可能性があります。

職場では普段からセクハラまがいの言動に注意をして過ごしてくださいね。この記事があなたの参考になれば幸いです。

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