セックスレスの定義って?

”セックスレス”誰もが聞いたことがある言葉だとは思いますが、その言葉の持つ本当の意味を理解できていますか?どのくらいの頻度だとセックスがないと感じるかは個人差があるものです。1週間セックスがないだけで足りないと感じる人から、年に1回で十分だと感じる人まで様々な人がいます。自分とパートナーが満足できていればそれでいいのですが、セックスレスと言われるには定義があります。
日本性科学会が定めたセックスレスの定義は月に一度も性の営みをもたなかった場合のことを指します。これが基本的なセックスレスの定義となり、健康な男女で病気など特別な事情がないのに1ヶ月以上セックスがないとセックスレスということになります。仕事が忙しかったり、休みが合わなかったり、そういった事情があると1ヶ月なんてあっという間に経ってしまいますよね。自分でセックスレスだと認識している以上に、セックスレスのカップルって多いのかもしれません。
セックスレスの原因①忙しくて疲れている

「忙しいと体は子孫を残そうとして性欲は旺盛になる」という話もありますが、セックスはただすればいいというものではありません。セックスをするにはパートナーに会いに行く、雰囲気作り、など越えなければならないハードルがいくつもあるんです。その手間を考えると、セックスする気になれない…となってしまう人は男女ともに多いのです。
働き方改革とは言うものの、まだまだ休みが足りず忙しく疲れている日本人。疲れた体では性欲が高まっても男女ともにセックスを面倒に感じてしまい、オナニーで済ませてしまうということが多いようです。セックスレスを解消しようとするのなら、休みの日はデートに出かけてさらに疲れてしまうなんてことがないように、家でまったりセックスを楽しむ日を月に1回作るといいでしょう。そうすればセックスレスも解消できて、さらに仕事への意欲も高まっていくかもしれませんね。
セックスレスの原因②刺激がなくなった

「付き合ったばかりの頃は1日に何度もしていたのに…」こんなことを嘆くカップルはとても多くいます。残念ながら、人間は飽きてしまう生き物です。付き合いたての刺激的なセックスをずっと続けていくことはできません。手に入れた途端、大切にしなくなる人もいます。セックスの数や密度が減ってしまうのは仕方のないことですが、セックスレスと言われるほどまでに回数が減ってしまわないためにはお互いの工夫と努力が必要です。
男性も女性も性的な魅力を保って、パートナーの前でだらしない姿を見せることがないように注意していきましょう。親しき中にも礼儀ありは、セックスレスにならないためにも必要なことなんです。
セックスレスの原因③セックスに不満がある

セックスはとてもセンシティブなことがら。セックスに不満を感じていたとしてもなかなか、その不満を伝えることは難しいことです。最初の内はセックスに不満があっても、我慢して感じたふりをしていたりとセックスをやり過ごしているのですが、そうすることが続くうちにセックス自体に嫌気がさしてしまいます。
そして3回に1回セックスを断るようになり、断る回数が増えていき、セックスレスになってしまうのです。こうならないためにもセックスについて話すことをタブーにしない関係性の構築が必要です。「もっとこうしてほしい」「こうされると気持ちいい」こんなことを言い合えるカップルでいれば、セックスレスなんてことにはなりません。セックスの不満をお互いに抱え込まないようにして、セックスレス知らずでいましょう。
セックスレスを乗り越えよう

セックスレスのカップルは半数にものぼるなんてデータがあるほど、セックスレスは他人事ではありません。セックスレスになる原因トップ3は忙しくて疲れている、刺激が足りない、セックスに不満がある、の3つの原因です。
ということは、この3つの原因さえ取り除くことができればセックスレスを回避していくことができるということです。1ヶ月セックスがないとセックスレスと定義されてしまう現代、1ヶ月に1度はセックスをまったりする時間を作れるといいですね。1度セックスレスになると、そこからセックスレスを解消していくのはとても難しいことです。セックスレスにならないように、パートナーとセックスについてよく話し合える関係を作っていきましょうね。