部下とのコミュニケーションは大丈夫?


仕事ができる!と周りに感じさせるポイントの1つが、部下とのコミュニケーションです。これができるのとできないのでは、会社での評価も大違い!少しのコツと時間の使い方で、「デキる男」として一気に周りと差を付けましょう!今日から始められる、部下とのコミュニケーションのコツ3つをご紹介します。
まずは返事!

意外とできていないのが、部下に対する返事です。
「○○部長」「○○さん」と呼ばれたときにあなたはどのように返していますか?「ん?」「なに?」「はい?」と答えている、と自信をもって回答する人は多いでしょう。大切なのは、その返事の仕方です。パソコンを触りながら、資料を見ながら・・・とながら返事をするのではなく、動作を止めてきちんと部下の方に体を向けて返事をしましょう。それだけでも、あなたの「話を聞こうとする姿勢」が伝わります。
また、あなたは気付いていなくても部下はあなたに話しかけるときに、あなたの表情をしっかり見ています。不機嫌そうにしている、無表情、しかめっ面・・・と部下が話しかけにく雰囲気を出してはいませんか?部下に対する返事を意識している上司はなかなか少ないものです。部下に話しかけられたら、動作を止めてきちんと返事をするだけでも、印象がグッと良くなります。
部下の話をちゃんと聞く

部下から話しをしている途中で話をさえぎったりしていませんか?「あーわかったわかった」「それ、この前聞いたよ」「結局こういうこと?」・・・こんな返しをしていませんか?その会話、0点です!
まずはさえぎることなく最後まで聞く姿勢を持ちましょう。話を聞いてもらっているという印象は、次にあなたの話をきちんと聞こうとする姿勢にもつながります。もし、部下に対して「こいつ、全然俺の話を聞いてないな」と感じるのなら、それはあなたの話の聞き方に問題があるのかもしれませんよ。改善は自分から!
褒める

デキる男は部下への褒め言葉を惜しみません。「契約取れたんだったね。おめでとう」「目標達成してよかったね」「企画書、よく書けてたよ」褒める言葉を惜しんでも何も良いことはありません。人間、やっぱり褒められることでモチベーションも上がるものです。どんなに小さなことでも見つけたら褒める!これを続けることが大切です。
存在を認める

・「○○さん、おはよう」ときちんと部下の名前を呼ぶ
・目を見て話す
・アイコンタクト
・「○○くんのおけげで助かるよ」
ただ挨拶をする、言葉を発するだけでは相手に届かないこともあります。きちんとその人に向けて発信するための一工夫をしましょう。
成長を伝える

・「仕事のスピードが上がったんじゃない?」
・「前より表情に余裕を感じるね」
・「報告がわかりやすく根拠を感じる内容になってきたね」
と部下の成長を認める言葉をかけましょう。
部下の成長を見守る、上司としての温かみや大きさを伝えることができます。
周りの反応を伝える

直接、誉められるのも嬉しいものですが、第三者から好意的に思われていることを伝えらるとさらに嬉しくなるものです。
「この前、○○さんの仕事を手伝ってくれたんだってね。とても助かったらしいよ」「君がいると会議での決定が早いって○○さんが喜んでいたよ」と、誰かがあなたに伝えたことを部下に直接伝えてみましょう。もちろんプラスの面だけでOKです。中には、あまり誉めると調子に乗るから極力誉めないようにする、という人もいますが、誉められて嫌な気持ちになる人はいません。お互い心地よい職場環境を築くためには、周りの反応を伝えることも大切です。
隙間時間でも差をつける!

部下とのコミュニケーションは、自分が話しかけたとき、もしくは部下から話しかけられたときだけに発生するものではありません。
廊下ですれ違ったとき、エレベーターを待つほんの少しの時間、コーヒーを注ぐ一瞬でもいくらでも会話できます。
「おつかれさま」のあとに「急に暑くなったけど、体調は大丈夫?」など一言添える工夫も大切です。自然と生まれるコミュニケーションこそ、あなた自身が表れる真のコミュニケーション力の見せどころです。ちょっとした隙間時間にこそ、チャンスと思って部下とのコミュニケーションを取っていきましょう!
デキる男の仕事術は、意外と身近ですぐにもはじめられそうなことではありませんか?あなたも、今からデキる上司のコミュニケーション術で差をつけましょう。