好きだけじゃ一緒にいられないこともある

嫌いになったわけでも気持ちが冷めたわけでもないのに、別れよう、そう思うことがあります。好きだけど別れようなんて言われたら、言われた方は納得できないですよね。好きだったら別れる必要ないじゃないかと言っても、それでももうやっていけないと言われると、諦めきれないと思います。
ですが、好きだけど別れを決めるということは、それなりの理由があってのこと。女性が、好きなのにもうやっていけないと思う理由とは、一体どんな理由なのでしょうか?
女性が好きなのに別れを選ぶ理由とは
信頼関係が破綻してしまったから

彼氏が浮気をして、ちゃんと浮気相手とはケジメをつけて、これからは真面目にやっていくと誓ってくれた。確かに彼氏は頑張って信頼関係を取り戻そうとしてくれている。浮気をした以外は完璧な彼氏だと思うし、潔く浮気のことは忘れてまた仲良くやっていきたい。
そう思っていても、どうしても浮気をした彼氏のことを信じきれずに苦しむことがあります。好きだからこそ心から信じたいのに、どうしても疑ってしまったり、不安になってしまったり。こんなに苦しむのなら、一緒にいるより別れた方がラクかもしれない…。
そう感じてしまうと、好きだけど別れよう、という結論にたどり着いてしまうのです。一度失った信頼を取り戻すのは、それほどに難しいのです。まわりの女友達も、もっと他に裏切ったりしないいい男の人がいるよ、なんて言って出会いを提供しようとしてきたりするので、段々と別の道を歩むことに前向きな気持ちになってきたりもして。その気持ちが別れを決意する後押しになるのです。
結婚願望がないから

自分は結婚したいけれど、彼氏は全く結婚する気がないという場合や、反対に自分はまだまだ結婚したくないのに、彼氏は今すぐにでも結婚したいと思っているという場合、それなら別れた方がお互いのためかな、と思って別れを決めることがあります。
好きな気持ちと、個々の人生設計はまた別の話ですよね。それが切ないところだと思います。でも、やっぱりいくら彼氏のことが好きでも、自分は結婚したいのにできないとなると、もっとお互いに条件も気も合う相手が他にいるんじゃないか、と思えてくるものです。
逆に自分は全くその気がないのに、彼氏に結婚しようしようと言われたら、重く感じてしまいます。そうなると、好きだけど一緒にいることが苦痛になってしまったり。だったら、好きでも別れた方がお互いの幸せのためかもしれないと考えて、別れよう、と思うのです。
好きすぎて苦しいから

恋愛に没頭するタイプの女性は、彼氏のことを好きすぎて苦しむ傾向があります。好きだから四六時中一緒にいたい、離れていても彼氏が何をしているか常に気になるし、彼氏が自分のことを好きかどうか、ずっと不安になる、それが続くと苦しくなって、別れよう、という結論に至るのです。
男性からすると、そう言われてもちょっとワケがわからない、と思っちゃいそうですが、恋愛依存症の気がある女性って、こういう状況に陥りやすいのです。きっとこんな女性と付き合っている男性も、かなりしんどい思いをしていると思います。
ですが、それでも自分のことを好きだ好きだと言っていた女性から、突然別れようなんて言われたら、え、ちょっと待って、ってなっちゃいますよね。このタイプの女性は、盛り上がるだけ盛り上がって勝手に自分で自分の首をしめて苦しんで、最後は勝手に去っていこうとするのです。
好きな人ができたから

彼氏のことは好きだけど、別の男性にときめいてしまい、そしてその男性のことをずっと考えるようになってしまったとき、彼氏と一緒にいては彼氏に悪いと思って、別れを決めることもあります。
彼氏に冷めたわけでもなく、彼氏のことはそれまでと変わらず好きなんです。それでも、偶然別の男性に素敵な一面を知ってドキドキしてしまったり、魅力を感じて惹かれてしまうことがあります。
そこで浮気したりせず、そんな想いを持ってしまったからには別れなくてはいけない、と罪悪感のようなものも感じて、彼氏とは別れなければならないと感じるのです。
好きだけど別れを決める複雑な女心

好きだったら別れなくてもいいじゃないか、もっとシンプルに考えればいいのに、と思う男性も多いでしょう。ですが、単純に考えられない女性は、好きな気持ちがあってもキッパリ別れてしまおうと考えるのです。一度別れを決めた女性にその場で別れずにいられる解決策を提案しても、きっとすぐには前向きに考えてはくれないと思います。
もし好きだけど別れたいと言われて引き止めたければ、いったん距離を置くのが最善策かと思います。好きだけど別れるという決意をした複雑な心境の女性には、冷却期間が必要。つらいですが、女性の考えを理解して尊重してあげる姿勢を見せれば、もしかするとそんなあなたの魅力を再確認してもらえるかもしれません。