男女で違う、結婚の決め手

結婚の決め手は?という話題になると、個人差ももちろんありますが、男女の性質的にすごく大きな違いが出るなと思います。若い頃の方が深く考えずに勢いで結婚できるという意見もあれば、年を重ねてからの方がお互い自立していて話がスムーズに進むという意見もありますが、皆さんはどうでしょう。
結婚の決め手が分からないという方は、きっと結婚に対してすごく慎重なんだと思います。直感なんかで結婚するのは怖いし、そもそもピンときたとかビビビときたという感覚が分からないという人もいます。ですが、中には結婚の決め手を「子供ができたから」「相手に結婚したいと言われたから」と答える人もいます。あまり深く考えず結婚した人が幸せじゃないかというと、そうではなく、ものすごく仲が良くて幸せそうな家庭を築いていたりします。
結局、結婚ってどんな人としても大変なときがあるし、そこをどれだけ頑張って協力して乗り越えられるかなんだと思います。ただ、思うのが、ある程度自分が望む結婚生活のスタイルや、自分がここは譲れないと思う条件を、自分の中で明確にして、それを結婚を決める時の判断材料にしておくと、結婚してから起こる問題が少なくて済むように思います。なので、結婚の決め手に迷っている方は、こちらの記事を読みながら、自分は結婚に何を求めているのか、ということを考えてみるといいと思います。
男性既婚者に聞いた、結婚の決め手とは
居心地が良かった

働いて疲れて家に帰ってきたとき、ほっこりできる空間がほしい、気を使わずに、心も体もほぐれるような家庭の空気が欲しい、それを結婚に望んでいる男性は、結婚の決め手は、居心地の良さだったと言います。
正直、美人だとかスタイルがいいとか料理が上手いとかそういったこと希望は後回しでいいから、性格的に穏やかで感情の浮き沈みが少なく、楽観的で細かいことは気にしない、そんな性格の女性に居心地の良さを感じるのだそう。
確かに、仕事から帰ってきて感情の起伏の激しい奥さんがいたら、奥さんの機嫌に振り回されて居心地悪いですよね。また、ネガティブで神経質なタイプの奥さんだと、過剰にあれこれ心配してその話を聞かされたり、これはこうしてほしい、こういうときはこうしてほしい、みたいに細かく要求されることで、家庭にいることがストレスになる可能性があります。
そう考えると、居心地の良さって大切な結婚の決め手だと言えますね。
価値観が似ていたから

価値観が似ていたことが結婚の決め手だったという男性も多いです。ギャンブルが趣味の男性だったら、ギャンブルなんて全部反対!という女性より、私もたまに競馬やるよーくらいの女性の方がいいと思います。アウトドア派でアクティブな男性だったら、インドアで動くのが嫌いな女性よりも、自分と似た行動的なタイプの女性の方がいいでしょう。
金銭感覚も同じく、お金の使い道が似ている女性を選べば、結婚してからお金のことで揉めることが少ないと思います。そういった生活をしていく中での価値観がより似ていることが、結婚の決め手だったという男性も多いです。
やはり、結婚というと日々の生活がメインになるので、できるだけ平和な結婚生活をしようと思ったら、価値観が近い女性を選べばラクだと思います。
好みのタイプだったから

これ一番よく聞くんですが、結婚の決め手ということ自体をあまり深く考えたことがなく、ドンピシャのタイプだったからこの子しかいないと思った、と言っている男性、多いです。
男性って基本的に、女性に追われるより追いかけて燃えているときの方が本能に近い状態だと思います。なので、結婚と言えど、生活云々ではなく生涯追いかけていたいと思える女性かどうか、というところを無意識に結婚の決め手にしているのかなと思います。
なので、自分の好みドストライクの女性と出会ったら、絶対この子だ!と直感で心が反応するのでしょう。
女性既婚者に聞いた、結婚の決め手とは
家庭環境が似ていたから

価値観が近いという理由と似ていますが、女性の方がより細かくいろんな背景を見て、結婚の決め手に足りる相手かどうかを判断しているように思います。
親の教育方針が一緒だったりとか、親との関係性が似ていたり、親の夫婦関係が似ていたり、そういったところで判断して、近い!と思ったら結婚相手にピッタリだと感じるのです。
育った環境である程度の価値観の土台が作られていると言いますし、相手の家庭環境を結婚の決め手にするのも冷静で賢い判断かなと思いますね。
経済力があるから

男性からしたらちょっとイヤな話かもしれませんが、実際お付き合いするだけの男性にはそんなに経済力を求めない女性が、結婚相手となると絶対にある程度の経済力は譲れない、と言い切る女性は多いです。
だからといって、お金目当て、お金がなくなったら好きじゃなくなるのか、ということではないんだと思います。ただ、それなりの経済力がないと生活が苦しくなるのは事実だし、経済力があるということはそれだけしっかり真面目に働いていることの証明にもなります。
その経済力がずっと続く保証がないのは女性達も分かっているので、もし結婚してから何かあったときはちゃんと支える覚悟はあるけれど、鼻から経済力がない男性とは結婚に踏み切れないけれど、経済力がある男性だったら、踏み切れるそうですよ。
優しいから

結局自分に優しくしてくれる男性がいいということでしょう。お金じゃなくて優しさが決め手だったという女性もたくさんいますよ。優しいというのも、その場しのぎの軽い優しさではもちろんなくて、本当に根っから優しい性格の男性がいいということです。
ちょっと頼りなくてもいいから、相手によって態度を変えたりすることなく、誰に対しても常に思いやりの気持ちを忘れない男性の態度を見たら、こういう人と結婚するのが結局一番なんだろうなと思われたそうです。
結婚の決め手は?と聞いて、優しかったから、と言われたらなんだか物足りない気もするのですが、でもやっぱり、何十年と一緒にいるパートナーですし、ここが一番見るべき判断材料なのかなとも思います。
あなたの決め手は?

よーく自分と向き合って考えてみると、自分は結婚にとって何が一番大切だと思っているのか、自分の優先順位の一番はなんなのか、というところが見えてくるのではないでしょうか。あなたの結婚の決め手は見つかりましたか?