告白が失敗に終わったら・・・その恐怖の原因は?

好きな人ができると、「その人に近付きたい」「その人に触れたい」「その人に自分を見てほしい」と思うものですよね。その願いを叶えるには自ら行動を起こすしかないわけなのですが、話しかけたり、友達の距離感になったりするのはできても、それ以上ができない自分に「意気地なし!」と嫌気が差すこともあるでしょう。中には好きな人ができたら堂々と「好きだー!!」と言える人もいるのに、なぜ自分はそんなに失敗を恐れているのだろう。まずはその恐怖の原因を少し挙げてみます。
こっぴどくフラれた経験がある
10代の頃、好きになった女の子に純粋な恋心で告白したのに、心がズタズタになるほど酷いフラれ方をした経験がある場合。プライドも傷付き、自信も消え去り、女が怖くなるような経験があると、どうしてもまた告白するのは怖くなります。思春期の頃は自分の気持ちすら分からないので、恥ずかしさや照れ臭さを隠すために酷い言葉を吐いて突っぱねてしまう時期でもあります。「あんたなんかに好かれたくないわ!」とか「気持ち悪い!」とか人の気持ちを考えずに言ってしまうんですね。そんな悪態をついた女性も大人になった今はそんなこときっと言いません。なので、「ああ、あの頃は難しい年頃だったからな」と思い、トラウマではなく良い思い出に変換しましょう。
もし「気持ち悪い」と言われてもしょうがないような行動(その子のリコーダーを舐めるとか)をしてしまったのであれば、思春期は関係ありませんけどね(笑)
関係が壊れるのが怖い

今、親しい友人関係や会社の同僚など人間同士の良い関係を築いている場合、告白することによってそれが壊れるのではないか、と思っている場合。これが一番多い理由ではないでしょうか。告白が成功して晴れて恋人同士になれたら良いですが、失敗するとお互いに気まずくなってしまいます。今まで気軽に話せていた空気感が変わり、どこかよそよそしい雰囲気になることは想像しなくても分かります。自分自身も居心地が悪くなりますが、相手の居心地まで気遣ってしまう人もいるでしょう。
自分にとにかく自信がない
人に意見を言うことや、自分の願望を伝えることができない。人にどう思われているか、どう見られているかが気になる。といった自分に自信がない人の場合。人に意見が言えないのに、告白なんてとんでもない!って感じですよね。中でも「自分なんかを好きになってくれるわけがない」「自分には何も取り柄がない」と思っている人は重症です。幸せは自分で掴み取るものですよ!!
こういうタイプは交際に発展するときは相手からのアプローチで付き合うことになるのがほとんどです。そして、相手が好きだと言って付き合ったのに、なぜかフラれるのは自分・・・ということも多々あるはず。
失敗なんて怖くない!自分に打ち勝つ方法

理由を少しだけご紹介したところで、本題に入ります。勇気を出して告白するためには、自分に打ち勝つ必要があります。もう失敗なんて怖くないぞー!!
ポジティブにマインドコントロール
人を好きになることは素敵なことです。たくさんいる人の中でその人を好きになったのには何か意味があります。人生に意味のないことなんかないと考えると、これも一つの運命であり、偶然ではなく必然。世の中には良い言葉と悪い言葉がありますが、「好き」という言葉はもちろん前者です。言われると戸惑いはしても、嬉しい言葉。
さらにポジティブに考えてみましょう。あなたの好きな人も、もしかすると自分に自信のない人かもしれない。そんな彼女に「好きです」と言ったらその彼女は、「こんな私を好きだと言ってくれた」と幸せな気持ちになり、少し自分に自信が持てるようになるかもしれない。自分が欠点だと思っていたところをもし好きだと言ってもらえたら、欠点も見方を変えれば長所になるんだ、と自分をもっと好きになれるかもしれない。
と、こんな感じで言葉には意図せず伝わる力があります。心の中にある「好き」でその人が幸せな気持ちになるかもしれないのに、自分の中だけに留めておくのはもったいなくないですか?「あなたのこういう所が魅力的です」と教えてあげる方がお互いに幸せな気持ちになると思いませんか?
相手にも準備する時間を

相手が自分という存在を認識していない場合や、そんなに話したこともない関係性で告白するのは失敗する可能性が高いです。いきなり告白して「えっと・・・誰ですか?^^;」と言われたら、もうどこから失敗したのか分からなくてパニックになってしまいます。なので、せめて顔を合わせたら会話を交わす程度には親しくなりたいところ。段階が大切です。
もうすでに親しいと言える関係だよ、という人はデートや食事に誘い、「もしかしてこの人私のこと好きなのかな?」と勘付かせるのがポイント!あなたを異性として見れるか見れないかを考えさせることが、心の準備になります。見れるなら「もし告白されたら付き合ってみようかな」と自分の中で答えを出しておけるし、見れないなら今の関係を壊さないように相手も線引きをしてくるはずです。とにかく、できるだけ距離を縮めるべし!
「君が幸せならそれで良い」は綺麗事
こんなこと口に出したら人間性を疑われそうでみんな黙ってますが、誰だって自分が一番幸せになりたいと思っています。「彼女と付き合うことができたら、今よりもっと幸せになれる」と思いませんか?彼女が隣にいる。手を繋げる。自分だけに笑いかけてくれる。見つめてくれる。一緒に眠れる。どうですか?幸せではありませんか?世の中には自分の力でどうにもならないこともたくさんありますが、恋はどうにかなる可能性が十二分にあります。なのに何もせず、見ているだけで良いのですか?そうしている間に他の男と付き合うかもしれません。その男は自分より不細工だけど、積極的だから彼女の心を掴めたのかもしれない。そんな楽しそうに笑っている二人の姿をただ指をくわえて見ているつもりですか?私は想像するだけで気が狂いそうです。はい。
そんな姿を見て「幸せになってくれたらそれで十分さ」と思うのは完全に綺麗事です。あなたは何も幸せなんかじゃない。唯一手に入るのは「隣にいたのは自分だったかもしれないのに」という後悔だけです。そんなの良くないですよね・・・?
失敗しても、大丈夫。

何かすごく勇気を出すべき事柄があるときに私が自分に言い聞かせる言葉は、
「大丈夫。死にゃせん!!」
これで大体のことは乗り越えられます(笑)勇気を出して告白をし、もしフラれて結果失敗に終わり恋心は傷付いても、死にはしません。失敗することより、何も変えられないことの方が怖くありませんか?失敗するからこそ成長できるのに、失敗すらできないなんてもったいない。考え方を変えると、これはチャンスなんです!失敗してもあなたは間違いなくレベルアップします。フラれる=負け犬、ではありません。そして、もしフラれてもあなたの全てを否定された気になってはいけません。あなたは勇気を振り絞り行動に移した勝ち組になるのです!!
もう一つ大切なのは、フラれることばかりを想像せず、成功した姿を想像すること。恐怖に打ち勝つには自分の気持ちをプラスに持っていくしかありません。自分を変えるのは自分です。さあ!勇気を出して!陰ながら応援しています!♡